ウオーキングのお勧め(タイプ別)
ウォーキングは誰にでもできて非常に効果が高い運動です。
でも人によってやり方が変わるのは当然です。ウォーキングの心得とともに知っておきたい体型、体質別の歩き方をまとめてみました。
ちょっと太った人の場合
分速80メートル前後で1万歩を目標にしましょう。
つまり1分間に80メートル進むようにします。徒歩の速度で表現される時速4kmより少し早いくらいです。やせている人だとこれくらいは普段の速度です。
自分の一歩が何センチかが大体分かると計算できますね。平均で、1分間に150歩、10秒間に25歩というレベルで歩くようにするといいでしょう。
太りすぎ・肥満体型の人
ウォーキングのスタートの前に軽いストレッチしましょう。
普通のスピードで歩いて約8,000歩を目安に行ないます。あまりにも太っている人の場合は医者に相談が必要なこともあります。初めから無理をしないようにしないと、心臓に負担がかかりすぎてしまいますので要注意です。
股ずれを起こす場合もあるので、ワセリンなどでかぶれを防止することも必要になるかもしれません。可能な限り大股で歩くように。体の中心を意識して、自分の脚で進んでいる実感を持ってください。
筋肉質タイプの人
筋肉が固く、足や腕にも筋肉が付いて太いようなタイプの人はまずストレッチから始めましょう。
歩くときも力を入れないように、腕を振って自然に脚が前に出る感覚で行なってください。筋肉質の人はどうしても力が入りやすくなっています。
筋肉太りに悩んでいるなら、なおさらストレッチをし、力みを抜いたウォーキングを心がけてください。
水太りの人
冷え性でむくみのある人は大体水太りです。
足の筋肉を付けることで第二の心臓も元気になり、むくみもなくなってくるでしょう。
そのためにも足の筋肉は絶対に必要になります。血液、水分を心臓に送り返す力がつくようになることで、冷え性も治ってくるでしょう。
できればウォーキングだけでなく、大きな部分の筋肉も鍛えるとむくみが取れやすくなります。太ももや背中、背筋といった筋肉を鍛えることで、基礎代謝が大幅にアップするとともに、体内の循環もうまくいきむくみ解消になります。